月間500万PVのブログを運営しているカズヨシ(@pv_mania_19)です。
- 効率的にブログの売上を伸ばす方法
- すでに稼いでる人なら一気に売上を2倍にする方法
- 稼いでいるアフィリエイターがよく使っている戦略
をお伝えしています。
「ドミナント戦略」をご存知でしょうか??有名な経営戦略の一つなのですが、ブログにも応用可能で、これを取り入れることでブログの売上を効率良く伸ばすことができるようになります。稼いでいるサイト運営者は導入している人が多いですし、かく言う私もこの戦略を取り入れてサイトの売上を伸ばしています。もしドミナント戦略を知らないのであれば、絶対に知っておくべきで、すでにサイトの売上がある人は一気に売上を2倍に伸ばす可能性も秘めた手法となっています。
ドミナント戦略がどういったものなのか。そして、ブログにどのように応用していくのか解説しているのでご参考ください。
効率良く売上を伸ばせるドミナント戦略
ドミナント戦略は企業の経営戦略の一つ。「dominant」=「支配的な」「独占的な」の言葉通り、ある特定の地域に優先的に経営資源を投下し、支配的な地位の確立を目指す戦略になります。要は、近いエリアに密集させて店舗を出店しまくるという戦略です。
ドミナント戦略で有名なのがセブンイレブンです。私が住んでいる家の近くのコンビニも5店舗中1店がファミリーマートで、残り4店すべてセブンイレブンですからね。あなたの家の近くのコンビニもセブンイレブンが多いのではないのでしょうか??
ドミナント戦略のメリットは様々あるのですが、効率的に売上を伸ばせるということが挙げられます。例えば、コンビニは毎日トラックで輸送して商品を店舗に届けるわけですが、出店エリアが近ければそれだけ短時間の移動で輸送できるため、コスト削減に繋がります。また、地域ごとに売上の傾向を分析することで、それぞれの地域特性に合わせた商品展開もしやすくなります。
このドミナント戦略は地域に出店するリアルビジネスに限った話ではなく、ブログにも応用できます。ブログでもコンビニエンスストア同様、ドミナント戦略を取り入れることで効率的に売上を伸ばすことが可能になるので、ぜひ取り入れてみてください。
- ドミナント戦略を取り入れることで効率的に売上を伸ばせる
- ブログにもドミナント戦略は応用可
インターネットもある意味地域
ドミナント戦略がブログにも応用できる理由は、インターネットもある意味地域と言えるからです。例えば、「ブログ 稼ぎ方」というキーワードで検索すると1ページ目にはこの10記事が表示されます。
インターネットの場合、検索キーワードが地域で、検索結果に表示されているサイトが出店店舗と置き換えてください。この例の場合、「ブログ 稼ぎ方」という地域に10種類のサイトが出店しているということになります。
- インターネットもある意味地域
- 検索キーワードが地域、検索結果に表示されているサイトが出店店舗
特定キーワードを独占していく
つまり、ブログにおけるドミナント戦略は特定のキーワードを自サイトで独占していく戦略になります。商品の成約が取れる稼げるキーワードを発見した時は特に効果的で、そういうキーワードにドミナント戦略を取り入れば、非常に効率的にブログの売上を伸ばすことが可能になります。
検索順位によるアクセス率がだいたいこのようになっています。
- 1位:28.5%
- 2位:15.7%
- 3位:11.0%
- 4位:8.0%
- 5位:7.2%
- 6位:5.1%
- 7位:4.0%
- 8位:3.2%
- 9位:2.8%
- 10位:2.5%
引用元:Why (almost) everything you knew about Google CTR is no longer valid – SISTRIX
調査媒体によって順位ごとのアクセス率が若干異なるのであくまで参考程度ですが、もしとある検索キーワードで1位を獲得し、そのキーワードから月に10万円の売上が発生していると仮定しましょう。そのキーワードは売れるキーワードとわかっているので、検索2位でも商品が売れるはずです。そして、2位のアクセス率は1位の約半分の15.7%。もし2位も獲得できれば、1位の約半分の売上である5万円/月を獲得できるということになります。これだけで売上50%UPですね。
さらに、3位まで獲得したらどうでしょう??2位と合わせて26.8%のアクセス増となるので、毎月の売上が約2倍の20万円になります。このように、稼げるキーワード(地域)を見つけることができたら一気に自サイト(店舗)で独占していくことで、売上を効率的に伸ばすことが可能になります。
しかも、このドミナント戦略の恐ろしい点は先ほども挙げた効率の良さにあります。すでに1位を獲得できているということは、どのような記事を制作すればいいのかがわかっているので、上位表示できる記事を作成できる確率は非常に高くなります。自分が書かずとも記事を外注化することも容易で、一から記事を作るよりも制作コストが断然低いです。新しいキーワード(新エリア)を発掘しにいくよりも、圧倒的に効率良く売上を伸ばすことが可能なので、売れるキーワードを見つけた際は積極的にドミナント戦略を取り入れたいところです。
- 特定キーワードを自サイトで独占していくことで効率的に売上を伸ばせる
- すでにデータが取れているので、記事制作コストを抑えることができる
別サイトを立ち上げキーワードを独占していく
ただ、一つのサイトから特定のキーワードで複数記事を上位表示させることはできません。Googleが検索結果の多様性を保つため、一つのサイトから複数記事が上位表示されないようなアルゴリズムを組んでいるためです。
This site diversity change means that you usually won't see more than two listings from the same site in our top results. However, we may still show more than two in cases where our systems determine it’s especially relevant to do so for a particular search….
— Google SearchLiaison (@searchliaison) June 6, 2019
英語なのでわかりにくいと思いますが、要は「特定のキーワードで、一つのサイトから2件以上の記事が上位表示することはないですよ」とアナウンスされています。なので、ライバル皆無のキーワードなら一サイトから2件の記事が上位に組み込むこともたまにありますが、稼げるキーワードでそのような状況はまずありません。そのため、一サイトでドミナント戦略を実施することはできません。
そこで有効なのが別サイトを立ち上げるという戦略です。同じサイトからは上位表示を狙えなくとも、自分で別サイトを立ち上げてしまえばその限りではありません。別サイトを立ち上げ、検索2位も狙っていく。それがうまくいけば、さらに3サイト目を立ち上げ3位を狙いキーワードを占領していく、これがブログにおけるドミナント戦略になります。
この戦略は稼いでるサイト運営者が実は導入している戦略で、当然私も取り入れています。稼げるキーワードが見つかっていないと使えない戦略ですが、キーワードが見つかった際は効率的に売上を伸ばせるので是非活用してみてください。
- 一サイトでドミナント戦略の実施は不可能
- 別サイトを立ち上げ、キーワードを占領していく
リスクヘッジが効かないという弱点も
ただ、ドミナント戦略も無敵なわけではなく、「リスクヘッジが効かない」という弱点もあります。要は、独占しているキーワードで稼げない状態になってしまった場合、全滅してしまうということです。
例えば、売れていた商品のアフィリエイトが停止してしまった場合が考えられます。案件の停止はそこまで多いケースではないですが、報酬が下がってしまうというケースはよくあることです。売っていた案件の報酬が半減してしまった場合、一気に売上も半減してしまうことになるので、リスクヘッジが効かないというのがドミナント戦略の弱点になりますね。
なので、ドミナント戦略でキーワードを独占したことに満足せず、うまく売上を伸ばすことができたらリスクヘッジとして新規キーワードの開拓に出るのが正しい戦略になります。リスクヘッジが効かないとはいえ、ドミナント戦略は超強力な戦略なので是非取り入れてみてください。
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