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ブログ記事の説得力を高める8つの文章術

月間500万PVのブログを運営しているカズヨシ(@pv_mania_19)です。

ブログ運営に欠かせないのが文章の説得力。ブログはインターネット上でユーザーに商品を購入していただかないと売上に繋がらないわけですが、ネットで商品を購入してもらうという行為は思っている以上にハードルが高いです。ユーザーは基本的に記事の情報を簡単には信用してくれません。あなたの記事にまずは疑いの目を向けます。

なので、説得力のある文章を書くことができないと商品を売ることはできないし、売上を伸ばすこともできないわけです。ただ、文章の説得力を高めるのは難しいことではありません。文章の説得力を高めるのに必要なのはアイデアではありません、知識です。

説得力のある文章を書けている人は、ユーザーからの信用を勝ち取れる文章は決まった形があり、それを知っているだけです。その型通りに文章を考えていけば誰でも説得力のある文章を書くことはできるようになるので、記事の書き方にお悩みの方は今回お伝えする方法を参考にしてみてください。

目次

ユーザーは読まない・信じない・行動しない

世界的に有名なマーケターであるマクスウェル・サックハイムは、広告における人間心理の三原則をこのように語っています。

  1. Not Read(読まない)
  2. Not Believe(信じない)
  3. Not Act(行動しない)

つまり、ユーザーは基本的に文章を読まないし、文章を信じないし、文章通りに行動することはないということです。これはブログの世界も同じで、ブログで商品を売る場合、ユーザーは買う気マンマンで記事を読んでくれるわけではなく、基本的に読む気はないし、信じる気はないし、買う気はない、こんな方を相手にしなければならないということです。

それもそうですよね。ユーザーからすると記事制作者のことは1ミリも知らないわけで、現実に置き換えると街でいきなり声を掛けられて「この商品おすすめですよ!」と言われてるようなものです。基本的に知らないブログの記事に疑いをもっているのは当然のことです。

この3つのNotを乗り越えるためには、説得力のある文章が必要です。いくらアクセスが集まっていたとしても、「この商品がおすすめです、是非購入してみてください」みたいな適当な紹介だとなかなか売上には繋がらないので、説得力のある文章を習得しておきましょう。

ポイント

  • ブログユーザーはNot Read(読まない)・Not Believe(信じない)・Not Act(行動しない)

ブログ記事の説得力を高める8つの方法

1.実績を押し出す

実績があれば実績を押し出すと記事の説得力は高まります。例えば、以下の2つの記事タイトルだと前者の方が説得力が高そうですよね??

  • 全日本選手権出場者が語るテニスの試合に勝つための3つのコツ
  • テニス歴2年の僕が語るテニスの試合に勝つための3つのコツ

どんなことでもそうですが、「誰が語るか」は説得力に大きく影響します。例え、言っている内容が同じだとしても誰が言うかによって受け取り方は変わります。スティーブ・ジョブズが「人生はお金じゃない」と言ったら「あれだけ成功した人でもお金だけじゃ満たされないんだな〜」と感じ取れますが、普通の大学生が「人生はお金じゃない」と言っても「いやいやいやw」とツッコミたくなりますよね。それは、スティーブ・ジョブズがAppleを世界的に有名な企業にまで押し上げ、莫大なお金を得ているという実績があるからです。

このように、実績があるかどうかで文章の説得力は大きく変わってくるので、実績があるようならしっかりと実績を押し出しましょう。このブログも「月間500万PV」という実績を押しだして説得力を高めています。

2.権威性を利用する

自分に実績がない場合は権威性を利用するのも効果的です。権威とは、医師・弁護士・大学教授・専門家・著者・アスリート・芸能人・セレブなどの社会的に信用力の高い人が認めている事実のこと。

あの錦織圭も使っている筋トレグッズ

このように紹介すればテニスプレーヤーで筋トレを考えている人は購入を検討する可能性はあります。自身の実績を押し出せない場合でも、同業界の権威者を利用して文章に説得力をもたせることは可能です。

3.説得力のある型を利用する

人を説得するのに効果的な論調があります。

有名なのが

  • 三段論法
  • PREP法

といった論調。

3.1三段論法

三段論法

  • AはB
  • CはA
  • だから、CはB

  • 強いサーブを打つ(A)にはスイングスピードを速くする(B)必要がある
  • このラケット(C)はスイングスピードを速くしやすい構造(B)になっている
  • だから、このラケット(C)は強いサーブを打てる(A)

非常に簡単かつ説得力を高めることができる書き方なので、是非試してみてください。

3.2PREP法

もう一つがPREP法という型。

PREP法
  • Point 結論(こう思う)
  • Reason 理由(なぜなら)
  • Example 具体例(例えば)
  • Point 結論(だから〜だ)

  • Point 結論(こう思う):PREP法を使えば誰でも簡単に説得力のある文章を書ける
  • Reason 理由(なぜなら):なぜなら、型が決まっており、型通りに文章を考えていくだけだからだ
  • Example 具体例(例えば):実際にPREP法を用いた文章で「すごく説得力があって信用できました」と読者に言われた
  • Point 結論(だから〜だ):だから、PREP法を用いれば誰でも簡単に文章に説得力をもたせることができる

Point 結論→Reason 理由→Example 具体例→Point 結論の流れに沿って文章を考えればいいだけなので、誰でも簡単に説得力のある文章を書けるようになります。PREP法はブログに限らずいろんな場面で使える文章術なので、是非身につけておきましょう。

4.客観的事実を語る

「私はこの商品がおすすめです」といくら力説され実際にその商品が効果があったとしても、読者からすると「それはあなたの主観でしょ」と思われてしまうものです。そこで効果的なのが客観的事実を語ること。

  • 私がおすすめするこの掃除機
  • 主婦1000人にアンケートを取って1位に選ばれたこの掃除機

前者は主観に過ぎず語り手に信用がある状態であれば購入される可能性はありますが、初めてその人の記事を読む場合購入は見送られるでしょう。後者であれば、多くの人から支持されているということがわかるので、前者の書かれ方よりだいぶ信用できる情報となっています。

5.証拠を見せる

「百聞は一見にしかず」という言葉がある通り、説得には証拠を見せるのが効果的です。証拠は、結果・実績・ビフォーアフター・社会的証明(口コミ)など。口コミはSNSを利用すれば多く集まり、簡単に導入できるので積極的に取り入れていきましょう。

6.具体的に語る

具体化は信憑性を高めます。逆に、抽象的な話だけだと信憑性に欠けますし、誰でも話せる内容になってしまうので受け取り手からの信用を得られにくくなります。

例えば、こちらのブログリピーターの獲得方法を解説した記事。

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これは、「20万ユーザーのリピーターを獲得した」という具体的数字を盛り込むことで説得力を高めています。リピーターを獲得する方法といっても、100ユーザーのリピーターだと「それ本当に効果あるやり方なの?」と思われてしまいますからね。

7.比較する

何かと比較するのも説得力を高める上で効果的です。

筋トレするのにわざわざジムに行くのは正直面倒ですよね??この筋トレグッズを使えば、家にいながらジムと同等のトレーニングを行うことができます。しかも、毎月のジム代よりも安いので節約にもなります。

このような訴求なら、「ジムに通ってるけど通うのが面倒なんだよな〜」と思っている方や「ジム代無駄になってるしそろそろ解約しようかな」と思っている方に刺さるかもしれません。普通に「この筋トレグッズは安くて効果的ですよ〜」と語るよりもだいぶ説得力がありますよね??

8.デメリットを語る

何かをおすすめする際、メリットばかりを語りたくなりますが、メリットにしか言及されていないと嘘っぽくなり信憑性がなくなります。ステルスマーケティング(広告とは明記せずに行う宣伝活動)が横行したこともあり、ユーザーはうさん臭さに敏感です。メリットしか語られていないと、「この人この企業からお金貰ってるからおすすめしてるんじゃ・・」と勘違いされてしまうので、あえてデメリットを語ることで説得力を高めることに繋がるケースもあります。

こちらのカニは北海道産ですが、価格は相場の半額以下。理由は足が折れているなどの事情で一般流通には卸せなかったカニだからです。見た目は少し美しくないですが、味や身の多さは一般的に流通しているカニと同じなのでご安心ください。

これが、「このカニは北海道産なんですが、価格は相場の半額以下なんですよ!とってもおすすめです!!」みたいに言われたら、「なんで半額??やっぱり味が劣るのかな・・」と怪しまれてしまいますよね。

大事なのは知ってるかどうか

ブログ記事の書き方に悩んでしまう気持ちはわかります。僕も始めたての頃はどうやって書けばいいのかわからず一日悩んで記事を書けなかったですからね。「ブログって才能いるのかな??」と感じてしまうこともあるかもしれません。

ただ、ブログは小説のようにユニークな文章が求められるわけではありません。ユーザーに伝わる文章を書ければOKで、伝わる文章は型さえ覚えれば誰でも書くことができます。なので、必要なのは才能ではなく知識。是非、今回お伝えした型を身につけてみてください。

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