MENU

ブログの差別化を図る6つの戦略

月間500万PVのブログを運営しているカズヨシ(@pv_mania_19)です。

今のブログ運営にマストなのが差別化です。現在、Googleが示した指標にE-A-Tというものがあり、Googleもブログの差別化を推奨しています。

ただ、差別化と言われてもブログ初心者の人からすると難しいですよね。僕もブログ始めたての頃は差別化もクソもなく、なんでもネタにするいわゆる雑記ブログを書き他サイトに埋もれてしまっていました。

ただ、差別化は難しいことではありません。差別化には決まったパターンがあり、そのパターンを知っていれば差別化のアイデアは見つかります。今回、ブログに取り入れやすい差別化戦略をお伝えしていきますので、ブログの差別化に悩んでいる方は参考にしてみてください。

目次

差別化の本質

まずは差別化の本質についてお伝えしていこうと思います。と言うのも、差別化を勘違いして実践してしまっている方も中にはいるからです。差別化と聞くと「ライバルと違うことをしてとにかく目立てばいい」という認識をもっている方もいるかもしれませんが、実はそうではありません。差別化というのはライバルよりも高い価値を提供することを指します。

つまり、ユーザーを無視した奇をてらった目立ち方では意味がないということです。そうではなく、ユーザーにとって価値のある自身の強みを押し出していくことが差別化になります。

なので、ボディービルダーが切り盛りする美容院とかは意味がないということです。確かに、ボディービルダーがカットする美容院は聞いたことがないですが、お客さんからすると「だから何??」って感じですよね。ライバルだけを見て「とにかく目立てばいい」という発想では差別化になりません。

そこで大事になるのがユーザーニーズの把握です。つまり、そのジャンルのユーザーが求めていることが何かを把握していく必要があります。

例えば、ファッションジャンルのブログをやるとしましょう。仮にアパレル経験があるのであれば、それを押し出すことで差別化になります。ユーザー的にもアパレル経験がある=服やコーディネートに詳しいはずと認識するので、情報の信頼性が増します。他の運営者情報が明かされていないライバルサイトに比べ、「情報の信頼性」という点で優位に立てるので有効な差別化になりますね。

このように、差別化を図るには自身の強みとユーザーニーズを掛け合わせて考えなければなりません。ライバルだけを見て「ライバルと違ったことをすればいい」というのはよくやりがちな間違いなので注意してください。

ポイント

  • ただライバルとは違うことをすればいいわけではない
  • 差別化=ライバルよりも高い価値の提供
  • 自身の強み×ユーザーニーズで差別化を考える

差別化を図ったブログはSEO的にも有利

差別化を図るとユーザーにより多くの価値を届けることができることに加え、SEO的にも有利になります。現在の検索エンジンはE-A-Tという指標が重視されています。

E-A-TはGoogleが「検索品質評価ガイドライン」で示しているWebサイトの評価基準の一つ。要は、専門性が高く権威性がある人によって信頼性が担保された記事が評価されやすいということです。そして、今回お伝えしていく差別化がこのE-A-Tを高めることにモロ直結するので、SEO的に有利になります。

ポイント

  • 差別化はSEO的にも有利
  • E-A-Tを高めることができる

ブログの差別化を図る6つの戦略

では、具体的にブログの差別化を図る方法をいくつかお伝えしていきます。どれも本質的な差別化方法で、ライバルサイトと差をつけながらよりユーザーに価値を提供することができます。ちなみに、ここで紹介する戦略は掛け合わせれば掛け合わせるほどより強力になるので、取り入れられそうな戦略はすべて導入してみてください。

1.実績を押し出す

一番手っ取り早くライバルサイトとの差別化を図る方法が実績を押し出すことです。

  • 全日本選手権出場者が語るテニスの試合に勝つためのコツ
  • テニス歴3年の初心者が語るテニスの試合に勝つためのコツ

この2つの記事タイトルを比べると、前者の方がより説得力がありますよね??実績を押し出すことで、E-A-Tでいうところの権威性が高くなります。

実績は希少性が高ければ高いほど差別化になります。全日本選手権に出場できるテニス選手なんてテニスプレイヤーの中でも頂点の人たちなので、そういう実績をもつ人がブログをやれば希少性が非常に高くなります。このように、実績があればブログ内でどんどん押し出していきましょう。ただ、先ほどもお伝えした通りユーザーニーズに合致しない実績の押し出し方は意味がないので、そこはご注意ください。

2.特化させる

実績を押し出す差別化は非常に有効ですが、実績を持っている人にしかできないやり方です。誰でもできる差別化としておすすめなのが特化です。扱うネタを絞ることで専門性を高めることができ、これはE-A-Tの専門性を高めることに直結します。

美味しいラーメンを食べたくなった時、日高屋のようなざっくりとした中華屋ではなく、ラーメン専門のお店に行きたくなりますよね??(日高屋のラーメンも美味しいですがねw)ブログも同じで、仮にテニスラケットの情報を探そうと思ったら、ユーザーはざっくりテニス情報を発信しているサイトよりもテニスラケット専門の情報サイトのほうを選びます。

なので、今からブログを始めるなら発信する情報はなるべく絞りより特化させ専門性を高めたほうがいいです。「テニス」のようなざっくりした特化ではなく、「テニスラケット」程度まで絞るのがおすすめです。ただ、あまりに絞りすぎて検索需要がなくなってしまっては売上に繋がらなくなってしまうので、検索需要との兼ね合いを考えながらどこまで特化させるか考えてみてください。

また、サイトの専門性を高めるとユーザーにとって便利なサイトになり、回遊率も高まってPVも伸びやすくなります。実際、僕が運営している月間500万PVを達成したブログも途中からより特化させたブログに変更したことで、1ユーザーの平均PVが1.5→3.5まで伸びPVが大幅増していきました。詳しくはこちらの記事で説明しているので、合わせてご覧になってください。

あわせて読みたい
ページ/セッションを1.5→3.5まで伸ばした4つの施策 カズヨシ(@pv_mania_19)です。 ページ/セッションとは、一人のユーザーが平均して何ページ閲覧しているかを数値化したものでGoogleアナリティクスで確認できます。ブ...

3.ストーリーを語る

ストーリーはその人だけの完全オリジナルなので、ストーリーを語ることで他サイトとの差別化になります。加えて、漫画、映画、ドラマが人気なように、人はストーリーが大好きなので、ユーザーニーズにも合致しています。

全日本選手権を目指すテニスブログ

一番簡単なストーリーの作り方は目標を掲げ、その目標への過程を発信していくことです。何か目標があれば、ブログで宣言しその目標に到達するまでの過程を発信してみてください。

4.ジャンルを掛け合わせる

また、ジャンルの掛け合わせもブログの差別化に有効です。

英語×転職 英語を身につけ外資系企業への転職を目指すブログ

英語と転職、それぞれすでにライバルがたくさんいるジャンルですが、それを掛け合わせることで競合がグッと減ります。例だと同じく外資系企業を目指す人にとっては参考になるので、ユーザーニーズも満たしていますよね。また、前項で紹介した「ストーリーを語る」も含まれているので、他のサイトにはない面白さが詰まったブログになっていくはずです。

5.コンテンツに独自性を出す

ブログのメインコンテンツは記事であり、記事に独自性を出すことができれば差別化に繋がります。そこでおすすめなのが図解の導入です。ブログ記事に求められるのはわかりやすさです。検索ユーザーが求める情報を余すことなく伝わりやすくまとめられた記事はSEOに強く、検索上位を獲得できる可能性が高いです。

よりわかりやすく伝えるために効果的なのが図解です。検索ユーザーは基本的にじっくり記事を読んではくれません。自分が検索するところを想像してみてほしいのですが、スマホでさっとスワイプしながら適当に読むことがほとんどですよね??なので、文章だけの記事よりも図解で直感的に情報が入ってくる記事のほうがユーザーからすると読みやすいのです。

図解は少し勉強すれば誰でも作れるようになるので、文章よりも図解のほうが伝わりやすい情報はなるべく図解を作って伝えてあげましょう。

6.世界観を作る

最後に紹介するのが世界観を作るというやり方。ただ、これは今まで紹介した差別化よりも難易度が高いので、できる人だけ導入してみてください。

有名ブロガーの堀口さんが運営している「モノグラフ」というサイトがうまく世界観を作れています。

「ときめくモノをあつめよう」というキャッチコピーが素敵ですね。堀口さんは所有するモノに徹底的にこだわる方で、ご自身が気に入っている商品を紹介しているブログです。商品レビューはすでにありふれたやり方ですが、サイトのデザイン・商品の魅せ方・洗練された文章表現などにモノグラフ独自の世界観が感じられ、他のサイトにはない差別化が図られています。

ただ、こういうサイトを作るにはプログラミング・デザイン・写真撮影などなど、様々なスキルが必要になってくるためハードルは高いです。いきなり導入するのは難しいので、ブログ運営に慣れてきたら導入を検討してみてください。

差別化は今のSEOではマスト

今ブログで生き残るには何らかの差別化はマストだと思っています。コンテンツ供給量の増加に伴い検索結果に上位表示させる難易度が以前よりも上がっていますし、今後もその傾向は強まっていくでしょう。そうなると、ありきたりなブログでは生き残っていくのは難しくなるので、今の内から差別化を模索し、よりユーザーに選ばれるサイトを目指していきましょう。

今ならLINEで無料ブログ相談もお受けしてます!
友だち追加
よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

目次
閉じる